蓄膿症 頭痛 治らない

風邪のあとに治らない頭痛の原因になる蓄膿症

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風邪を患って高熱が発生すると、同時に強い頭痛が発生することがあります。
しかし高熱が原因ですから、風邪が治ってきて高熱が改善すると、痛みも改善することが一般的です。
また高熱が治っていなくても、解熱剤を使用して熱が下がると、痛みも改善することが多くなります。
ところが高熱が改善しても、痛みが治らないことがあるのです。
そうした痛みが治らない場合にとくに疑うべきなのが、蓄膿症が発生していることです。
蓄膿症は慢性的に患っているケースも、しばしば存在しています。
慢性的である場合には、ある程度はこのような痛みの発生パターンを、予測することができます。
いっぽう慢性的でない場合には、このような痛みの発生パターンを、予測することが難しいのです。
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痛みの発生パターンが予測できていないと、治療の開始が遅れることがあります。
蓄膿症というのは、細菌が副鼻腔のなかで増殖した状態です。
副鼻腔は脳と血管で繋がっているので、細菌が脳に波及して脳炎を発症することもあります。
したがって蓄膿症による頭痛の治療の開始が遅れると、大きな問題に波及する可能性も否定できません。
そのためできるだけ早期に発見して、治療を開始することが大切です。
蓄膿症の診療については、耳鼻咽喉科が担当します。
耳鼻咽喉科では、臨床所見に加えてレントゲン検査を行います。
レントゲン検査で診断が確定すると、抗生物質の投与を行って治療を行うのです。
こうしたことから風邪のあとに治らない頭痛がある場合は、耳鼻咽喉科に受診することが必要です。
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